どうもこんにちわ、みなみさんです。
つい先日まで扇風機が稼働していた南国ですが、さすがにここ数日一気に寒くなりました。
気温差についていけてない気がしなくもないんですけども、風邪でもひいて発熱しようものなら大変なことになりそうな状況でもありますので、皆様あたたかくして充分ご自愛くださいませ。
本日は、いつものコースターではなくシュシュの作り方になります。
ダイソーのgrain(グレーン)という、ネップヤーンを使用して編んでみました。
こちらの作り方を、編み図付きでご紹介です。
サイズ変更・ゴム交換可能なネットシュシュ
一般的に、かぎ針編みで編むシュシュは、リング状のゴムに直接編み付けて土台とし、そこに花びらのような模様編みを編みこんでいく手法が主流となっています。
この編み方は、簡単に編めて、尚且つ華やかで繊細なレース特有の美しさが映えるシュシュになるのでとても素敵です。
ただ難点として、リングゴムが切れたら交換出来ない、という点が挙げられます。
今回のシュシュは、リングゴムではなく普通の結んで使うタイプのヘアゴムを使用しています。
結ぶのでリングゴムのようなつなぎ目から劣化していくという可能性も低く、また、仮にゴムが切れてしまった場合には再度ゴムを通して結べば良いだけなので、お気に入りのシュシュを長く使うことが出来ます。
更に、サイズも簡単に変更出来るので、大き目に編んでボリューム感を出してみたり、作り目を減らしてすっきりとした感じを出してみたり、お好みに合わせて調整することが可能です。
お子さま向けに小さめに編んだりするのも簡単です。
もっと言ってしまえば、編み目の隙間からゴムの結び目を中に入れることさえ出来れば良いので、使用する糸もかぎ針も問いません。お好きな糸で編むことが出来るシュシュになっています。
材料・道具
ネットシュシュを作るための材料や道具は、結構シンプルです。
- お好きな糸:適量
- ヘアゴム:約20センチ
- かぎ針 6/0号
- とじ針
- ゴム通し
使用糸について
糸の必要量は、使用糸やお好みのサイズによって異なります。
参考までに、ダイソーのgrain(グレーン)を使用して写真の大きさ(編み図に記載している大きさになります)を作った際には、約半玉ほど消費しました。
ヘアゴムについて
ヘアゴムの太さは問いませんが、結び目が編み目の隙間を通る必要がありますので、使用糸が細い場合はヘアゴムも細めを使用してください。
ダイソーのロングゴムで、極細タイプがありますが、こちらを使用するとレース糸+かぎ針2/0号で編んだ場合でも結び目を通すことが出来ました。
ゴム通しについて
ゴム通しは、通常の紐通しで構いません。ない場合は、編地を綴じる前にゴムを通してしまってください。順番はどちらでも大丈夫です。
但し、ゴム交換の場合にはゴム通しが必要になります。
特に改めて買わなくても、安全ピンなどで代用することも出来ます。
作り方
シュシュの作り方手順は、以下の通りです。
くさり編みで、作り目を作ります。
36目で作っていますが、4の倍数であればお好きな長さで構いません。
くさり編みの作り目を輪にします。
編み図の通りに、模様編みを編みます。
45段編んでいますが、段数はお好みで大丈夫です。最後の段のみ、くさり編みの数が違うので注意してください。
編み始めの段と、編み終わりの段を合わせ、綴じます。
綴じ方はお好きな方法で構いません。わたしは、最後の糸を長めに切り、かぎ針でまつって綴じています。
綴じる前に通して結んでしまっても構いません。お好きな順番でどうぞ。
編み図
編み図は以下のボタンからダウンロードしてください。PDF形式です。
作り方のポイント
サイズ変更のポイント
サイズ変更の際には、作り目は必ず4の倍数になるようにしてください。
作り目の目安としては、大人用の場合は20~30センチ程度、子ども用の場合は15センチ程度で作り目を作ると、出来上がりがちょうど良い大きさになると思います。
お子さん用は、年齢等にもよりますので作り目の半分のサイズがシュシュの太さになる前提で確認してみてください。
段数には制限はありません。お好きな長さになるように編んでください。
一般的に、シュシュの長さとしては大人用で50~80センチ、子ども用で30センチぐらいにゴムを通すとちょうど良くなるようですが、かぎ針編みの場合は少し短めで大丈夫だと思います。
ヘアゴムの結び方のポイント
ヘアゴムを結ぶ際にはどのような結び方でも構いませんが、ほどけにくく結び目が小さくなる結び方をおすすめします。
編み目の隙間から中に入れやすくなりますし、ごろごろしないので使いやすいです。
紐やコードなどでもお役立ちな結び方なので、覚えておくと便利です。
作り目を輪にするときのポイント
くさり編みの作り目を輪にする際には、ねじれないように注意しましょう。
どうしてもねじれてしまう場合は、作り目を輪にしないで模様編みを編んでも大丈夫です。
編み始めのところが余りますが、そのまま模様編みを続けて、最後にとじ針でとじてしまえば形としては大体同じになります。その際には、とじる箇所に注意するようにしてください。
まとめ
最近ちょっと髪の毛が伸びて、でもヘアアレンジとかはなかなか手の出ない剛毛・多毛さんなので、シュシュでサッと結べたら助かるよなぁ……で、大量生産しているシュシュの作り方のご紹介でした。
サイズ変更が自由なので、好きな感じで仕上げられ、お子さんと親子お揃いなんてのもかわいいかもしれませんね。
どちらかと言えば、ネップヤーンとかラメとか、そういったちょっと変わった糸で編むと楽しいシュシュになるかと思います。途中で色を変えてバイカラーにしたりしても、結んだときに面白い感じになってそれはそれで素敵ですよ。
是非、編んでみてください。
編み方や編み図について、不明点等ありましたら、お問い合わせフォームから状況をお知らせください。