チェコプレシオサが好きです、という話

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雑記

ガラスというものが好きです(唐突)。

小さい頃からガラス製品が好きで、不思議とじーっと見つめているような子どもだったそうです。
三つ子の魂百まで、というやつでしょうか。今でもガラス製品が好きで、薩摩切子の瑠璃金赤か島津紫のグラスを買うのが夢だったりもします。

そんな子どもの頃からの習性のような嗜好は、当然ながら大人になった今も変わってません。
ネイルをする際には、やっぱりラインストーンが欲しくなります。メタルスタッズだけで仕上げたクールなデザインも好きなので良くしますが、特にデザインを考えていない時は簡単に何かちょっとだけ置いて……となると、結局ベースカラーと同系色のラインストーンかクリスタルのラインストーンで終わることがとても多いです。

ラインストーンと言えば、最も有名なのはスワロフスキー社のものだと思います。
他の追随を許さないカッティングの美しさと透明感、そして圧倒的な煌めき。
私も、そこに異論はありません。スワロフスキーのクリスタルは、圧倒的に美しいです。

でも、数年前に別なラインストーンを知って以来、すっかりと私のコレクションはそちらに占拠されるに至りました。
そのラインストーンがチェコプレシオサのラインストーンです。

プレシオサとは

プレシオサ社は、チェコで最も有名なクリスタルジュエリーの製造会社です。スワロフスキー社はオーストリアを代表する、同様の会社になりますね。

オーストリアもクリスタルジュエリーで有名ですが、チェコもまたボヘミアングラスなどで有名なガラス製造の盛んな国です。
そこを代表する企業ですので、当然ながらその製造技術は素晴らしいものがあります。

また、日本国内ではスワロフスキー社の方が圧倒的な知名度を誇りますが、欧州などではプレシオサ社の方が知名度が高い地域も多いと聞いたことがあります。実際に足を運んで確かめたことがないので、伝聞ではありますが。

プレシオサのラインストーン

プレシオサ社はクリスタルジュエリーやオブジェ、シャンデリアなどを手がけていた会社で、ラインストーンの製造自体はさほど古くからやっていた訳でもないようです。
正確な時期などは分かりませんでしたが、もしかしたらスワロフスキー社がそちらに関しては先駆者なのかもしれません。

プレシオサとスワロフスキーのちがい

ラインストーン以外に関しては比較したことがありませんが、私の個人的な感想としては、プレシオサは色合いが深めに見えます。
落ち着いた色合いというのでしょうか、同じようなカラーであってもどことなく深めに見えるんですね。

また、スワロフスキーは輝きが細かいようにも見えます。キラキラが細かい、という感じでしょうか。

はっきり言ってしまえば、プレシオサとスワロフスキーはどちらが上という話ではありません。いずれも、伝統的な製造技術を培い、高品質なラインストーンを製造する会社です。ただ、好みの問題といいますか、その煌めき具合やカラーなどが多少異なるというだけです。
なので、プレシオサがスワロフスキーに負けない輝き、というのは当たり前の話だと思っています。日本国内での知名度により、スワロフスキーの方が上のような扱いをされているだけ、だと思います。

はっきりとしたちがい:価格

製品としての違いは、好みの問題になると思います。

が、最も大きな違いは価格です。
ラインストーンを常用されている方は分かるかと思いますが、近頃はずいぶんとスワロフスキーを取り扱う店舗も増え、価格競争もあるのかお値段はだいぶ安くなっています。

ですが、それでもプレシオサの方が圧倒的にお安く買えます。

定番サイズとも言えるSS9で比較した場合、プレシオサは約60粒で180円。同じショップでスワロフスキーのSS9を購入した場合、30粒で180円。倍のお値段になります。

2019/05/27現在、随分とスワロフスキーのお値段も下がったみたいです。
プレシオサの単価が1粒あたり3円に対し、スワロフスキーは3.1円。ほとんどお値段に差はなくなっているようです。

まとめ

前述しましたように、プレシオサとスワロフスキーの違いは好みだと思います。
人によっては、プレシオサを購入して「やっぱりスワロがいい」となるかもしれません。それは品質の差ではなく、好みとしての問題だと思います。

私は、個人的にプレシオサの色味と、しっかりとした煌めきが好きです。コスパも含め、現在ではもうほとんどスワロフスキーは購入することもなく、ラインストーンはプレシオサばかりになりつつあります。スワロフスキーは在庫分を消費している感じですね。
それは単に私の好みがプレシオサの製品と合致した、というだけの話です。

ですので、出来ることならばプレシオサをスワロフスキーの代用品として購入するのではなく、ちょっと性質の違う高品質のラインストーンとして扱って欲しい、と願います。
知名度は確かにまだまだ低いですが、確かな技術と品質がそこにはあります。その煌めきも、見つめてあげて欲しいな、と思うのです。

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