四角を編むのが無性に楽しくなってきました。こんにちわ。
ようやく若干気温も下がってきて、モヘヤとか冬糸を触っても何とか大丈夫な季節になって参りました。
ただ、南国はどうしても昼間の気温が高くて、真っ昼間だとちょっと遠慮したい程度ではありますけども。扇風機はまだ活躍中ですもの。朝晩なら、冬糸も楽しい季節です。
先日、ロッシュドゥであづま袋風バッグを編んだのですが、何か妙に楽しくなってきまして。
またひとつ、あづま袋風バッグを編んでしまいました。
今度は、季節外れ感が半端ない春色のショートピッチの糸を使って。
混紡糸なのですが、アクリルとポリエステルとモヘヤの混紡ということで、ふわふわした糸でもあります。撚りの緩い糸だったので、ちょっとバラけてしまうのが針に引っ掛かって大変でしたけど、かわいい糸でした。
廃盤商品なので、ご紹介は出来ませんけども。ソレイユという糸です。
あづま袋風バッグの作り方
せっかくなので、作り方でも
作り方のステップ
あづま袋風バッグの作り方は、大まかに説明すると以下のような感じです。
手順としてはこれだけです。持ち手などを編む必要はありません。
詳しい作り方は、以下の写真付き説明からどうぞ。
1.正方形を同じ大きさで3枚編む
まずは、正方形を同じ大きさで3枚用意します。
編み方は何でも。わの作り目から編む四角形であれば大概の場合は正方形になりますので、同じ段数で3枚編めば良いだけです。
写真は方眼編みで編んでいますが、グラニースクエアやソリッドスクエアなどの編み方でも大丈夫です。ロッシュドゥのあづま袋風バッグは、ソリッドで編んでいます。
ただ、編み目が密になると、それだけ厚みも重みも増しますので、用途に合わせていくと良いかと思います。
今回は、糸の感じも含めて軽めで仕上げたかったので方眼編みになってます。
6号かぎ針で17段。トータルで40グラムを5玉使用しました。
サイズの決め方について
あずま袋の一般的なサイズは、大体以下が目安になっているようです。
いくつかの販売メーカーさんなどを参考にした結果で、必ずしもそれに従う必要はありません。参考程度にしてください。
いずれも、正方形の1辺の長さになります。
- お弁当包みなど … 約25~30cm
- 手持ちバッグタイプ … 約30cm
- ショルダータイプ … 約40~50cm
- お弁当包みなど … 約25~30cm
2.正方形を三角形に折りたたみ、綴じる。
出来上がった正方形を、それぞれ三角に折りたたみます。
正方形であれば、きちんと三角になるはずです。
3.あづま袋の形になるように並べ、綴じる
あづま袋の形になるように並べて、接する辺をすべて綴じます。綴じ方は、引き抜き編みや細編みなど、何でも良いと思います。やりやすい方法でどうぞ。
正方形3枚を編んだ場合、綴じる辺は4辺になります。
4.出来上がり
4辺を綴じたら、あづま袋風のバッグが完成です。
あづま袋風バッグは便利
簡単に編めて、持ち手なども考えなくていいあづま袋風バッグですが、意外と便利です。
ニットなので厚みがあり結ぶのが大変なのですが、ヘアゴムで結んでしまえば特に問題はないですし、使う場面によって持ち手の長さを調整することだって可能(限界は早いですが)。
たたんでエコバッグに、とするにはニットではちょっとかさばりすぎてしまいますが、サブバッグのような使い方は出来ますし、ちょっとしたお出かけでも特に問題はありません。
あと、たたんで使うバッグは布製だとシワが目立つのがちょっと気になることもありますが、編んだものであればネットバッグでもあづま袋風バッグでも特にシワが気にならないのも良い感じです。適当にたたんでポーチとかに入れて持ち歩いても、いざ使うときにぐしゃぐしゃってことになりにくいので。
ざくざくと編んだバッグですが、minneさんの方で販売ラインナップに入れてあります。
簡単に編めるものではありますけれど、良かったら是非。
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